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コラム

ハゲ対策には亜鉛が効果的って本当?その理由を徹底解剖!

  2017年6月30日 Posted by みんなの育毛編集部


ハゲ対策には、育毛剤など外からのケアだけでなく、質の高い睡眠やバランスのとれた食事、ストレスをうまく発散するなど、生活習慣を整えて内側から行うケアも大切です。特に食事は、自分が食べたものが自分の髪の毛をつくるということを意識して栄養面に気を使いたいところですが、なかでもハゲ対策にぜひ摂りたい栄養素は亜鉛です。なぜ亜鉛がハゲ対策に効果的なのか、またどのようにしたら亜鉛を効率良く摂ることができるのかなどについて詳しく解説します。

亜鉛はなぜハゲ対策に効果的なの?

必須ミネラルのひとつである亜鉛は、細胞の成長や免疫に関わる重要な成分で、健康的な髪の毛の育成にも大きく関係している成分なのです。その理由は3つあります。まずひとつ目は、髪の毛の大部分を構成しているケラチンの育成に関わっているというポイントです。ケラチンは18種類のアミノ酸が集合してできているタンパク質なのですが、食べ物から直接摂れる成分ではなく、体内で合成されて作られます。元の材料となるタンパク質が体内でアミノ酸に分解され、その後ケラチンに合成される際に亜鉛が必要となるのです。そのため、亜鉛を十分に摂らなければタンパク質をたくさん摂ってもケラチンに合成することができなくなってしまうのです。2つ目は、皮膚の病気を防ぐ効果があるという点です。亜鉛は免疫力に関わる作用があることは先ほど触れましたが、免疫力が低下すると皮膚炎など頭皮にまつわる病気にかかってしまう恐れがあります。頭皮が健康でないと髪の毛が生えなかったり抜けやすくなったりしてしまうので、免疫に作用する亜鉛は重要なのです。3つ目は、男性型脱毛症(AGA)の元となる酵素を抑制する働きがある点です。人体には骨や筋肉を作り、性欲にまつわるテストステロンというホルモンが男女ともにあるのですが、テストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合すると、ジヒドロテストステロンという強力な男性ホルモンが発生します。このジヒドロテストステロンは髪の毛の元となる毛母細胞の働きを低下させてしまう作用がありますが、亜鉛は5αリダクターゼの働きを抑えてくれる作用があるので、ジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果があるのです。

亜鉛は一日にどれくらい摂るべき?多く含まれている食材とは

亜鉛は体内で合成できない成分なので、必要な分は毎日食事から摂る必要があります。一日あたりに必要な亜鉛の摂取量は、成人男性で12mg、成人女性で9mg、また妊娠中であれば11mg、授乳中であれば12mgとされています。しかし、実際には日本人の亜鉛摂取量はこの目安に届いていません。厚生労働省が発表した、平成25年版の「国民健康・栄養調査」では、実際の一日当たりの亜鉛摂取量は、成人男性で平均8.8mg、成人女性で平均7.2mgに留まっているのです。亜鉛は汗や尿として排出されやすいうえに、現代はダイエットやインスタント食品などで栄養が偏りやすいことなどから、不足しやすい栄養素だといわれています。体内の亜鉛が不足しないためにも、亜鉛が豊富に含まれている食材を積極的に食事に取り入れることが大切です。亜鉛は魚介類や肉類、木の実などに多く含まれており、なかでも最も亜鉛が多く含まれている食材は牡蠣で、100gあたり13.2mgの亜鉛が含まれています。牡蠣のほかには、豚レバー6.9mg、煮干し7.2mg、するめ5.4mg、牛肩肉5.0mg、ごま5.9mg、凍り豆腐5.2mgなどがあります。

参考元
・亜鉛の摂取量…厚生労働省「国民健康・栄養調査」(平成25年)
・亜鉛一日の必要量…http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000041955.pdf
・亜鉛を多く含む食べ物…https://fooddb.mext.go.jp/ranking/ranking.html

亜鉛の体内吸収率を上げる成分と下げる成分

先ほども挙げたように、亜鉛は排出されてしまう量が多い成分です。せっかく摂った亜鉛が排出されてしまっては勿体ないですよね。しかし、栄養素のなかにはビタミンB2やB6、ビタミンCなど、亜鉛の体内吸収率をアップさせる栄養素があります。ビタミンB2はレバーやうなぎ、筋子など、ビタミンB6はレバー、マグロ、カツオなど、ビタミンCはパプリカ、アセロラ、パセリなどに多く含まれているので、亜鉛を摂るときは一緒にこうした栄養素も含む食事を摂ることも意識するといいでしょう。また、反対に亜鉛の吸収を阻害してしまう成分もあります。その一例として、小麦やとうもろこし、インゲンマメなどの穀類・豆類に多く含まれるフィチン酸、ココアやピーナッツ、未熟なバナナなどに多いシュウ酸、そして食物繊維とカルシウムです。これらの成分は、亜鉛と結びついて体外に排出してしまう作用があるので、亜鉛を多く含む食べ物を食べる際には、こうした成分が含まれる食材をできるだけ避けるなど、食べ合わせにも気をつけましょう。

亜鉛は過剰摂取に要注意!ハゲが悪化してしまう恐れも

亜鉛はハゲ対策に効果的ではありますが、「毎日食事やサプリメントでたくさん摂ろう」と意気込んで、亜鉛を過剰摂取するのはよくありません。それは、亜鉛は摂りすぎることで、めまいや吐き気、頭痛、倦怠感といった症状が出る可能性があるためです。また、ハゲ対策のために亜鉛を摂っていたのが、過剰摂取することでかえってハゲが悪化してしまうというケースもあります。亜鉛は銅と拮抗関係にあり、亜鉛を摂りすぎると銅の吸収が阻害されてしまい、銅欠乏症となってしまいます。体内の銅が不足してしまうと、鉄分の吸収がうまくいかずに貧血を起こしてしまうリスクがあるのですが、そうすると頭皮に十分な血液や栄養がいかなくなってしまうので、ハゲが進行してしまう恐れがあるのです。一日当たりの亜鉛摂取上限量は、成人男性、女性ともに30mgといわれています。そのため、例えば牡蠣をたくさん食べた日はサプリメントを控えるといったように、食事をベースにサプリメントの量を調節する必要があります。

参考URL
・亜鉛の摂取上限量
http://www.geocities.co.jp/Beautycare-Venus/3423/RDA.html

ハゲには亜鉛が効果的って本当?その理由とは

中医学の古典では、髪は「血の余り」と考えられており、質の良い血がスムーズに循環していることで、健康的で美しい髪の毛がつくられると考えています。しかし、人は栄養を摂ると生命維持に関わる臓器から先に栄養が回されるため、髪の毛に届くのはかなり終盤になってしまいます。そのうえ、現代の日本人は以前と比べて魚介類を食べる量が減っているうえに、インスタント食品など栄養バランスに欠けた食生活を送ってしまいがちです。その結果、亜鉛は不足しやすいな栄養素になっており、頭皮や髪の毛のトラブルが昔よりも深刻になっているのです。しかし、普段の食生活で亜鉛を意識して摂ることで、ハゲ対策は十分可能です。仕事などで忙しく、亜鉛を日々摂るのが難しいという人も、食事バランスを意識したうえでサプリメントを使うなどして、体質改善に挑戦してみてください。また、薄毛対策のプロである育毛・発毛サロンで、マッサージを受けたりさまざまなアドバイスを受けたりすることを合わせて行えば、さらに効果を期待できます。セルフでできることとプロにお願いすることをうまく使い分けて、薄毛の悩みに立ち向かっていきましょう。


みんなの育毛編集部員 経験を生かしてニュースや情報を発信していきます。

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